アフラックの夢見る子供の学資保険、返戻率が下がり、元本割れする保険に!
アフラックの夢見るこどもの学資保険は、返戻率の高い学資保険として、人気のあった学資保険です。
今から、5、6年前ならアフラックの学資保険が一番返戻率が高かったという口コミも多いかと思います。
評判のいい学資保険だったのですが、2013年あたりから返戻率が下がり、2017年の保険料改正で元本割れし、2018年の現在でも、元本割れする学資保険となっています。
CMなどの露出も多いことから良いイメージを持っている人も多いかもしれませんが、おすすめできる学資保険ではありません。
アフラックの学資保険の保険内容
アフラックの夢見るこどもの学資保険は、毎年、保険内容が変化しています。
2018年現在の保険内容は、高校入学時に学資一時金が受け取れ、大学入学時から4年間、学資年金が受け取れる学資保険となっています。
具体的には、受取総額300万円のコースであれば、高校入学時50万円、大学入学時100万円、2年50万円、3年50万円、4年50万円と言ったものです。
学資一時金 | 高校入学時50万円 | 学資年金 | 大学入学時100万円 大学2年50万円 大学3年50万円 大学4年50万円 |
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高校入学時には、入学金などの費用がかかります。
大学の学費に関しては、国公立なら、入学金50万円、授業料年50万円あたりのイメージなので、入学金と授業料が払えるくらいの保険金額です。
教育費が必要なときに受け取れる保険の設計と言えます。
アフラックの学資保険の返戻率、元本割れします
返戻率の高さで人気のあったアフラックの夢みるこどもの学資保険ですが、2017年の保険料改正で元本割れ、2018年現在も元本割れする保険となっています。
30歳男性こども0歳の場合、保険金額300万円18歳満期で96.2%、早期払いの返戻率が高い10歳払い済みの場合でも98.1%と元本割れします。
タイプ | 返戻率 | 月額保険料 |
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18歳払い済み | 約96.2% | 14,430円 |
10歳払い済み | 約98.1% | 25,460円 |
保険金額は、120万円から最高1,500万円まで選ぶことができますが、返戻率に変わりはありません。
子供の契約可能年齢は7歳まで可能です。
子供の年齢は若い方が返戻率が高くなりますが、それほど変わりません。
親の年齢も若い方が有利で、子供の年齢よりも返戻率に差が出ます。例えば、30歳であれば96.2%だった返戻率が、40歳なら94.9%、50歳なら91.9%とかなり変化が出ます。
契約者は、父親に限定せず、年齢が若い親を契約者にした方が有利になります。
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アフラックの夢見る子供の学資保険の保険金額例
18歳満期保険金額300万円、18歳払い済みの場合です。
年齢 | 25歳 | 30歳 | 35歳 | 40歳 |
---|---|---|---|---|
月払い | 14,400円 | 14,430円 | 14,500円 | 14,630円 |
アフラックの学資保険のポイント、契約可能年齢、クレジットカード払い
- 契約可能年齢は7歳まで
- 小学校1年生くらいまでなら契約可能です。
- クレジットカード払いが可能
- ホームページにクレジットカード支払い可能の記述があります。
- 子供が生まれる140日前から申し込みができる
- 将来に備えて、しっかり教育費を準備することができる。
- 払込期間を「10歳払済」「17歳払済」「18歳払済」と選べるほか、受取開始年齢も選択可能
- 教育費用がかからない小学生時代に保険料金を払ってしまえる10歳払済など、払込期間の選択が可能
- 保険料払込免除
- ご契約者が死亡、高度障害状態、不慮の事故にあった場合は、以後の保険料は払込免除。祝金、満期保険金は保険料が払い込まれたものとして全額受け取れる。
- 医師の診査が不要で、申し込みが簡単。
- 申し込み時に医者の診査が必要なく、契約申込書(告知書)、意向確認書、本人確認書類で申し込みが可能
- 公式サイト
- アフラックの夢みるこどもの学資保険
2016年後半あたりから、対面販売のみに切り替えるなど、アフラックの公式サイトでもシュミレーションなどができない状態になっていましたが、まさかの元本割れへの改悪ですね。
アフラックは個人年金においても販売停止するなど、貯蓄性の高いタイプの保険から、手を引いているように見受けられます。
むかしからのイメージで、返戻率の高い保険としてアフラックの学資保険を考えている方もいるかもしれませんが、2017年に入ってからのアフラックの学資保険は、入るべき保険はありません。
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